花子さん、おばあさんになる

人間年齢88歳の老いねこ日記

ひとと暮らすため猫は鳴く

秋うらら、9月は花子さんの推定誕生月、めでたく19歳です。めでたいと言えば、わたしと花子のつめ切り戦争があっけなく収束したことも報告したいとおもいます。これまでの戦いはこちら↓ 「つめ切り戦争再び」 - 花子さん、おばあさんになる なんてことは…

復活の日

(前回のつづき) 退院して真っ先に行きたかったのは皮膚科だ。入院前から右の人差し指が赤く炎症を起こしていて、それが悪化していた。指の関節が曲がる病気「へバーデン結節」の初期症状をこじらせてなった。なんだかかっこいい名前だけどうれしくない。 …

病院の生活

前回のつづき 手術2日前の入院。検査や手術の説明を聞く以外は特にすることがない。入院生活はヒマだろうと予想し、モバイルWi-Fiを契約してMacBookを持ち込んだ。久々にブログを更新したり、仕事のメールを送ったり結構やることはある。この時点ではまだ患…

はじまりはネコの日

7月の絶不調のすべてはニャンニャンニャンの猫の日、2月22日に受けた人間ドックから始まっていた。横浜市の特定健診は毎年受けていたけど、それにはレントゲンや胃のバリウム検査は付いてない。胃の調子がわるいときは近所のクリニックで胃カメラの検査…

ヤンさんのこと

2018年も後半がはじまってしまった。今年に入ってから、このブログを更新したのは今日で5回目。3月いっぱいは、個展にあわせてつくった本「横浜のわたし」の文章を書くことにエネルギーを使いすぎてヘトヘト、おばあさん猫はほったらかしでした。しか…

「つめ切り戦争再び」

たいへんおまたせしました。「つめ切り戦争再び」です。また始まっています。 ↓過去のブログ つめ切り戦争 - 花子さん、おばあさんになる 速報!つめ切り戦争終わる - 花子さん、おばあさんになる 魔法のマスクで終わりを告げたはずの戦争が、なぜ再び起きて…

花子は生きているのか?

もちろん、生きております。ついでにわたしも生きております。 「いつまでこたつの絵のままでほったらかしておくのだ!」とクレームが入って来ましたので、更新することにしました。個展のお知らせをすると書いたまま、お知らせもせずに個展が始まり、慌ただ…

こたつと猫

すっかりご無沙汰しております。寒いですねえ。インフルエンザになっていませんか?わたしは、インフルエンザになったことがないので、たぶんこの先も大丈夫だと自信をもっております。 うちの花子さんの老化現象も横ばいで、本日みなさまにお伝えすることは…

いぬ年のねこ派

すっかりご無沙汰してしまいました。もう1月8日ですが、あけましておめでとうございます。今年も細々とつづけてまいりますので、お付き合いのほど、どうぞよろしくおねがいいたします。 今年は雨の成人の日。気の毒だけれど、まあ仕方ないですね天候は。 …

モーゼスおばあちゃん

「人生100年時代」に突入しているらしい。げんなりする。長生きすることが怖い。若いころに「そんなに長生きしたくないなあ、60歳くらいでいいかな」なんて言っていたわたしは甘い。そんなのすぐやってきてしまう。なんの準備も出来ていないのに。 ア…

おばあちゃんの匂い

毎朝、花子さんにくすりを飲んでいただくため、ノドをなでなでして上を向かせ口を大きく開ける。そのたび、入れ歯洗浄剤のCMみたいなことを言いたくなる。「おばあちゃん、お口くさ〜い」。子供のころの居候猫みいこの晩年は相当なものだった。これは、老人…

ひふみんねこ

宣言どおり更新があいてしまい、12月に突入です。みなさま、お変わりありませんでしょうか。わたくしは、参加していた展覧会「風刺画ってなに?」が終わりまして、平常運転になりました。お越しくださった方々、どうもありがとうございました!前回、ちら…

よい報告

報告がないのはよい報告、とでも申しましょうか。花子さんの近況報告がないのは、わるいことがない(=よい状態)、ということでございますので、ご心配などなきよう。数値は横ばい状態ですが、腎臓のくすりも毎日飲んでますし、夜鳴きと徘徊はややおとなし…

作家の猫

もし猫に生まれることがあるとしたら、わたしは武田家の「玉」になりたい。実際、玉と暮らした武田家の娘である武田花さんもそうおっしゃるのだから、それはもうしあわせな猫人生だったと想像する。作家武田泰淳、武田百合子夫妻とともに、富士の山荘で野原…

秋やすみ

大安、選挙、台風の日曜日。みなさまお元気でしょうか。わたくし、秋やすみのあれこれで更新忘れていました。(忘れてたのかよ!)のぞきに来てくださっていた方すみません。台湾に行ってきました。狙って行った訳ではないですが、ちょうど誕生日を挟んでい…

トラ子ロス

愛人猫トラ子の姿がもう2週間近く見えない。最後に会ったのは台風の前だった。遠くから鳴きながら走ってきて、いつも通り贅沢にシーバをガツガツ食べた。後ろ姿があまりに痩せていたので、嫌かもしれないなとおもったけど、腰のあたりをなでた。「痩せたね…

ペットショップへいくまえに展

前回お知らせした、西荻窪ウレシカさんでの企画展「ペットショップへいくまえに展」が始まりました。小さめのネコの絵4点を出してます。わたし自身はまだ行けてないのですが、ネコの絵がお待ちしています。 うちの花子さんも保護ネコですし、今までペット…

「おばあさん」

金曜日から表参道のOPAギャラリーではじまった企画展に参加しています。「お」のつく言葉をテーマに25人のイラストレーターが「まじめ作品」と「あそび作品」を描いたり作ったりする展覧会でして、わたしの場合どちらもあそび的なものです。テーマは「おば…

お手上げだニャー

日曜日の夜は静かだ。何もない日も働いた日も遊んで帰る日も、それを感じる。みんなどこへ行ってしまったのか、歩いているひとが少ない。家族団らんなのか、明日の仕事の準備なのか、わたしの知らない暮らしがあるのだろう。思えば、サービス業の多かったわ…

押し入れベッド

毎回、さて何を書こうか…と頭を悩ませております。だったら、更新しなくてもいいんじゃないのと思いながらも、なんとなく筋トレ気分で続けてます。 とりあえず、ゼブラのマッキーや100均のツインマーカーを手に取ってみましょか。 おねがいドラえもん。ポケ…

ミーコのこと

声に出すとミーコだけど、小学生のわたしは作文では「みいこ」と書いている。今も心の中のミーコはやっぱり「みいこ」だ。ひとりっこで鍵っ子のわたしをなぐさめてくれたやさしいおばあさん猫。みいことの思い出が、わたしをハチワレ猫に執着させ、ついには…

薄れゆくもの

まだおばあさんではないけれど、わたしもそれなりに歳を重ねてきた。最近感じることは、こだわりがずいぶんなくなってきた、ということである。「これでなければ嫌だ」と思っていたことが、「まあ、それでもいいか」という気持ちの変化。ああ、わたしも老境…

新薬実験中

この写真はいつのだろう。今よりどことなく若く見えるから、3、4年前かしら。病院へ行くのが嫌でキャリーバッグの中で「出せ〜出せ〜」と暴れて、鼻のあたまをを負傷したのである。この一件で、キャリーバッグをやわらかい旅行鞄タイプのものに買い替えて…

命名のセンス

上野のパンダの赤ちゃんのなまえを、わたしも考えてみようかとおもう。おもうのだけど、なにせ命名のセンスがない。わが愛猫の名前からしてそれは顕著である。けれど、かわいい白黒のいきものの名前をつけられるせっかくのチャンスである。チャレンジしない…

旅とねこ

どこか行きたくて、金沢へ。集まってくれた友人たちと、花火大会にも行かずにみんなで中華を食べる。お目当てのマンゴーかき氷が今年はないというので、意気消沈。検索してくれたら、ミスドのかき氷があるよ!と。エスカレーターで1階に下りる。本当だ、売…

マタタビの時間

つめとぎにおまけで付いてくるマタタビの粉に、酔いしれる花子。そっと近づきパチリと写真を撮る。そんなこったどうでもいいとカラダをくねらせる。なにかの中毒になったいきものをみるのはなんとも後ろめたい。 あられもない姿は数分たつと、何事もなかった…

暑中お見舞い

梅雨明け宣言しそびれたのか、なんだかよくわかりませんが、お暑うございますね。皆さまお元気ですか。暑中お見舞い申し上げますよ〜。三連休なので明日もお休みという方もおられるでしょうね。うちの花子ばあさんは、連休は関係なく過ごしていますが、暑さ…

愛人トラ子

わたしにはトラ子という愛人(猫)がいる。出会ったのは散歩の途中の丘の上。待ってました!と言わんばかりに飛び出してきて「ミャー」と鳴いた。そして、あれ?という様子でウロウロすると、お母さんを間違えた子どものように、わたしの後を歩く老夫婦のも…

ハイクツクリのひと

金曜日の朝刊の訃報欄に金原まさ子さんのお名前を見つけた。以前、このブログで紹介した(ねこ俳句 その1 - 花子さん、おばあさんになる)あのまさ子さんだ。 まさ子さん曰く「俳人」と呼ばれるのは、『きゃあ、と言って逃げ出したくなる。ほかに呼び方はな…

相変わらず

二次会の居酒屋のテーブル。たまたま四人のイラストレーター全員がネコを飼っていることに気づく。そして、飼い猫の話などをボソボソしたりする。そんなとき、「花子さん、最近どうですか?」と聞かれる。「ああ、相変わらずだよ〜。夜中鳴いて徘徊してるよ…