花子さん、おばあさんになる

人間年齢100歳の老いねこ日記

ペットショップへいくまえに展

前回お知らせした、西荻窪ウレシカさんでの企画展「ペットショップへいくまえに展」が始まりました。小さめのネコの絵4点を出してます。わたし自身はまだ行けてないのですが、ネコの絵がお待ちしています。 うちの花子さんも保護ネコですし、今までペット…

「おばあさん」

金曜日から表参道のOPAギャラリーではじまった企画展に参加しています。「お」のつく言葉をテーマに25人のイラストレーターが「まじめ作品」と「あそび作品」を描いたり作ったりする展覧会でして、わたしの場合どちらもあそび的なものです。テーマは「おば…

お手上げだニャー

日曜日の夜は静かだ。何もない日も働いた日も遊んで帰る日も、それを感じる。みんなどこへ行ってしまったのか、歩いているひとが少ない。家族団らんなのか、明日の仕事の準備なのか、わたしの知らない暮らしがあるのだろう。思えば、サービス業の多かったわ…

押し入れベッド

毎回、さて何を書こうか…と頭を悩ませております。だったら、更新しなくてもいいんじゃないのと思いながらも、なんとなく筋トレ気分で続けてます。 とりあえず、ゼブラのマッキーや100均のツインマーカーを手に取ってみましょか。 おねがいドラえもん。ポケ…

ミーコのこと

声に出すとミーコだけど、小学生のわたしは作文では「みいこ」と書いている。今も心の中のミーコはやっぱり「みいこ」だ。ひとりっこで鍵っ子のわたしをなぐさめてくれたやさしいおばあさん猫。みいことの思い出が、わたしをハチワレ猫に執着させ、ついには…

薄れゆくもの

まだおばあさんではないけれど、わたしもそれなりに歳を重ねてきた。最近感じることは、こだわりがずいぶんなくなってきた、ということである。「これでなければ嫌だ」と思っていたことが、「まあ、それでもいいか」という気持ちの変化。ああ、わたしも老境…

新薬実験中

この写真はいつのだろう。今よりどことなく若く見えるから、3、4年前かしら。病院へ行くのが嫌でキャリーバッグの中で「出せ〜出せ〜」と暴れて、鼻のあたまをを負傷したのである。この一件で、キャリーバッグをやわらかい旅行鞄タイプのものに買い替えて…

命名のセンス

上野のパンダの赤ちゃんのなまえを、わたしも考えてみようかとおもう。おもうのだけど、なにせ命名のセンスがない。わが愛猫の名前からしてそれは顕著である。けれど、かわいい白黒のいきものの名前をつけられるせっかくのチャンスである。チャレンジしない…

旅とねこ

どこか行きたくて、金沢へ。集まってくれた友人たちと、花火大会にも行かずにみんなで中華を食べる。お目当てのマンゴーかき氷が今年はないというので、意気消沈。検索してくれたら、ミスドのかき氷があるよ!と。エスカレーターで1階に下りる。本当だ、売…

マタタビの時間

つめとぎにおまけで付いてくるマタタビの粉に、酔いしれる花子。そっと近づきパチリと写真を撮る。そんなこったどうでもいいとカラダをくねらせる。なにかの中毒になったいきものをみるのはなんとも後ろめたい。 あられもない姿は数分たつと、何事もなかった…

暑中お見舞い

梅雨明け宣言しそびれたのか、なんだかよくわかりませんが、お暑うございますね。皆さまお元気ですか。暑中お見舞い申し上げますよ〜。三連休なので明日もお休みという方もおられるでしょうね。うちの花子ばあさんは、連休は関係なく過ごしていますが、暑さ…

愛人トラ子

わたしにはトラ子という愛人(猫)がいる。出会ったのは散歩の途中の丘の上。待ってました!と言わんばかりに飛び出してきて「ミャー」と鳴いた。そして、あれ?という様子でウロウロすると、お母さんを間違えた子どものように、わたしの後を歩く老夫婦のも…

ハイクツクリのひと

金曜日の朝刊の訃報欄に金原まさ子さんのお名前を見つけた。以前、このブログで紹介した(ねこ俳句 その1 - 花子さん、おばあさんになる)あのまさ子さんだ。 まさ子さん曰く「俳人」と呼ばれるのは、『きゃあ、と言って逃げ出したくなる。ほかに呼び方はな…

相変わらず

二次会の居酒屋のテーブル。たまたま四人のイラストレーター全員がネコを飼っていることに気づく。そして、飼い猫の話などをボソボソしたりする。そんなとき、「花子さん、最近どうですか?」と聞かれる。「ああ、相変わらずだよ〜。夜中鳴いて徘徊してるよ…

ある日の出来事

失礼しました〜

クローズアップ花子

友人たちのネコのかわいらしさに悶絶と嫉妬をしているわたくしです。なぜ、よその家のネコたちはあんなにかわいいのだ。そして、みんな写真うまいのよねえ。部屋の感じも良くて、ネコに癒されてシアワセに暮らしていることが伝わります。しかし、当ブログを…

自己防衛のススメ

自己責任だとか自己防衛だとか、なんだか淋しい言葉でございますね。突き放されたような気持ちになります。そんなそっけないことを言わずに、みんなで助け合って危機や困難を乗り越えていきましょうよ。 でも、今のわたしの困難を救ってくれるのは人ではなく…

花子のつぶやき

あたしの名前は花子。まったくダサい名前つけてくれたもんだよ。我慢してるけど。最近じゃ、ばあさんになった、ばあさんになったって、同居の人間どもが言うんだけど、ホント頭くるよ。夜中に徘徊してるとか、遠吠えがうるさいとか、勝手なことをブログでチ…

将来の『おばあさん』のモデル

「夏場所」という響きがぴったりの暑い暑い日曜日でありました。 (↑ 強い日差しに照らされる花と花子さん) 大相撲夏場所は日馬富士が安定して強いですねえ。毛むくじゃら高安もがんばってます。遠藤も一生懸命。稀勢の里にはハラハラさせられるけど、なん…

我ら似た者同士なり

忘れていたけれど、わたしと花子さんは弱点が同じ「首」なのである。子どもの時分のわたしは毎夏、あせもで首が真っ赤になった。あせもの薬は付けると真っ白になり、それが治り出すと真っ黒になり、やっと秋が訪れるのだった。その後も、中学生ではアトピー…

花子さんの黄金週間

黄金週間が終わりました。よいお天気でしたねえ。わたしはなんだか妙に歩きましたよ。散歩しまくり。3日連続で16000歩、19900歩、14000歩。途中でノラ猫の写真撮ったりして。そういえば、ポケモンGOやってるひとってもういないのかな。 せっ…

ねこ俳句 その2

(前回からのつづき) 春に俳句入門したわたしは、初夏にはやっこら俳句らしきものがつくれるようになってきた、ような感じだった。そんな折、堀本先生と又吉直樹さんとの共著「芸人と俳人」が出版され、下北沢B&Bで出版記念イベントが行われた。公開句会で…

速報!つめ切り戦争終わる

つめ切り補助具(猫専用丸穴付きマスク)『もふもふマスク』をついに購入!寝ていた花子を起こしてすばやく装着。ううう〜とずっと唸っていたけれど、泣き叫ぶことも噛みつくことも出来ず(ま、口が開けないんですけどね)、つめ切りは無事成功!これをもっ…

ねこ俳句 その1

『俳句、短歌、川柳とともに味わう猫の国語辞典』なるものを買いました。ねこが詠まれた句などを2400も集めた辞典。パラパラめくると、大昔から皆さん結構ねこにやられてます。わたしがねこの俳句をつくってしまうのも仕方ないことだな。 そんなわたくし…

つめ切り戦争

花子さんの写真を撮るのは難しい。お見せできない、お見せしたくない、そんなものばかりが写り込むからだ。生活感が様になる景色というのがある。むしろ、そういう写真のほうがわたしは好きなのだけど、我が家は、なんていうのかな、中途半端に片付いていて…

首巻き大作戦のその後

よく吟味せずにブログをはじめたのですが、このHatena Blogには、同じHatena Blogのユーザーが「面白いね、がんばってるね」と☆をつけて励ますという仕組みがあり、ここのところその☆をつけてくださる方がけっこういらして驚いています。ありがたや〜ありが…

痛い頭は使うにかぎる

おととい、恐れていたことが起きた。寝しなの深夜12時に花子さんの鳴き声が…。それは脱ぷんを知らせる雄叫びだった。この時間にするということは、昼夜逆転しているのかもー。残念なことにそれは的中し、夜中2時過ぎに徘徊と遠吠え。そして、まだ暗い午前…

魔法はとける?

「魔法のくすり」のその後の報告を、待ちわびているひとがいるかもしれない(いないか)。そう思うと、重い腰を上げてブログを更新せねばなるまい(恩着せがましい)。そんな妙な使命感でパソコンの前にいます(ただ、ぼんやりと)。 前回のブログを読んでく…

魔法のくすり

「霜田さん、読んだよ。大変だね〜。どうしたらいいんだろう??」そう言ってくれるのはネコを飼っている人たちだ。もし我が家のネコが…と置き換えて心配してくれるのだろう。「この夜鳴き、ホントにどうしたらいいのだろう…」と、寝不足のあたまで考えても…

老人と老猫との生活

この一週間、老人(75歳男)と老猫(推定84歳雌)と暮らしていた。どちらも早起きで、どちらも大食いで、わたしの普段のペースとはまったく合わない。けれど、そんなこと言ってても生活が回らないので5時半に目覚まし時計を合わせる。睡眠確保のため就…