花子さん、おばあさんになる

人間年齢96歳の老いねこ日記

花子とわたしの蜜月

 7月26日、わたしの胸の上に乗って花子が30分以上も寝た。そんなことは、20年一緒に過ごして2度目のことだ。(避妊手術をしたとき以来)

 すっかりごはんを食べなくなり、目を開く元気もなくなった花子を見て、わたしはうっすら覚悟をした。来月の21歳の誕生日は迎えられそうにないな...。

 病院に行きちょっとでも楽に過ごせるようにと、点滴を打ってもらった。歯石が気になってごはんを食べにくそうなので、歯石も取ってもらう。すると、その途中で意識を失ってパタンと倒れこんだという。今日は、様子を見てあげてくださいと言われ、ますます覚悟をした。翌日、大丈夫そうなのでまた点滴に行った。しばらくは毎日、次は1日置き、その後は週2回...通うことになる。1回3000円。なかなかの出費である。

 それから毎朝毎晩、30分から1時間ちかく花子はわたしの胸の上でまったりするようになった。なんてかわいい顔なんだ。ニンマリしながら撫でまくった。花子とこんな蜜な時間が過ごせるとは思わなんだ。蜜、蜜、蜜。

 

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 そして、点滴の効果があって、ごはんをガツガツ食べるようになる。このまま枯れると思った老ねこの復活。すると現金なもので、いつもの顔つきでわたしの上に乗るのを嫌がるようになった。きっちり2週間で蜜月はあっけなく終わってしまった。ちぇ。

 ま、花子がいつもの花子に戻ったんだから、良しとしよう。

 

 

花子のあたらしい生活様式

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 7月3日から10日まで、銀座ASAGI ARTSにて個展を開催しておりました。こんな時(コロナ急増、長梅雨)にもかかわらず、多くのお客さまにお越し頂きまして、心底有難いことでした。ほんと〜にありがとうございました!

 

 SUZURIのサイトで販売しているオリジナルTシャツの花子さんの柄は自分が着たくて作ったのですが、もう1枚ピンクのLサイズが売れていました。そのピンクをお召しになった方が個展に来てくださいました。ニコニコとマスク姿なので一瞬知り合いかな?と思いましたが違いました。読売新聞やこのブログを読んでくださっているご夫妻でした。

 

 

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 奥さまがお召しのシャツはわたしのシャツと柄違い(無印良品)で、これまた「わ〜」です。お話をしてみると、おふたりの猫さんはなんと24歳で天に召されたということで「わ〜!」「へ〜〜!」でした。ギャラリーのマダムの猫さんは七夕の日に21歳になり、花子さんは9月に21歳、上には上がいる!(ちなみに、お花をくださった群ようこさんの猫さんは22歳!)猫の長寿時代到来、びっくりびっくりです。

 

 そして、個展が終わるやいなや、花子さんの「あたらしい生活様式」がはじまりました。

 じゃ〜ん!ザ・おむつ生活!

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 認知症がだいぶ進んで、トイレが間に合わない、トイレがわからない、トイレだと思ったのにトイレじゃなかった...が頻繁におこるようになってしまったので、紙おむつをしてもらうことになりました。

 ちゃんとトイレに入ったときは、追いかけて行ってはずします。おしっこもうんこも済ませたら、しばらくはフリー状態で涼んでもらい、寝るときにはまたおむつをします。

 

↓リアルおむつ姿

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 もっと嫌がるかな〜とおもったけれど、すっかり受け入れて馴染んでます。わたしたち人間も「あたらしい生活様式」ってやつに慣れて来ちゃいましたしね〜。コロナで変わってしまったことは山ほどありますが、災害もまた人の暮らしを一変させてしまいますね。豪雨災害に遭われたみなさまにはお見舞い申し上げます。(こんな猫のブログで唐突ですが...)

 とにかく猫も人間もみんな元気にまいりましょう!

 

 

 

老いるショックはつづくよ何度でも

 前にも爪を引っこ抜いて流血していた花子ばあさんですが、またもや血だらけになっていました。巻き爪になっていた親指の爪を力ずくで引っこ抜いた様子。

 やはり98歳、爪まで栄養(血液)がいかなくなったみたいで、黒くてボロボロになっています。根元から折れてぶらぶらさせていたり、爪先だけちょこんと切ったら根本から取れたり...。猫もショックなようですが、思いがけない血を見る人間のほうもショックです。

 残り少ない爪を病院で切ってもらい、包帯巻いてもらって帰ってきました。ホントにもう老いるショックですなあ。

 

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20歳と8ヶ月

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 猫の20歳と8ヶ月は人間年齢はいくつだっけ?と検索してみると、20歳は96歳で「急にこの年まで生きてる猫の数が減る」と書いてあり、21歳は100歳「ほとんど見かけないと書いてあった。今は98歳くらいだろうか。

 この頃の花子さん、急にヨボヨボ度が増した。目に力がなくなってぼんやり、片目から涙が常に出ている。歩くのもますますヨタヨタ。それでもトイレの粗相はすこし収まっていて、なんとかトイレに自力で行っている。えらいえらい。

 ある朝、ふと花子を見るとなんだか寝方が変だったので、名前を呼んで起こした。びくりともしない。「ねえ、花子」両手で顔を包んで揺さぶった。まったく無反応。え?「花子、花子!」もっと揺さぶったら薄ーく目を開いた。はあ〜、生きてる...。

ドキッとしたなあ、もう。

 ある夜、花子がベロをでろんと出したまま寝ていた。「花子、ベロが出ているよ」と舌をツンツンとしてみた。いつもなら、すぐにひっこめるのに、無反応。「花子、ベロが出てるってば」両手で顔を包んで揺さぶってみた。揺さぶられるがまま。え?「花子、花子」口を開けようとしてもそのまま。力を入れたら薄ーく目を開いた。はあ〜、ドキドキさせるなあ。

  もうすぐ横浜も緊急事態宣言が解除され、少しだけ日常が戻ってきそうである。このステイホーム期間、猫がいて助かった...と思ったひとは多いとおもう。猫は寝てるだけでいい、ただ居てほしい。また来るであろう第二波、第三波のステイホームに花子は家にいるだろうか。ちょっと雲行きあやしいこの頃だけど、花子さん、こうなったら100歳目指してみたらどう?

 

にゃんてことするんだまったく

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 あれ?花子の手から血?

見たら爪を根元から引っこ抜いて流血している。

きゃ〜、なんてことしてんの。痛くないの?

爪がでっぱなし(老化現象)なのが気になって

自分でやったみたいです。

 

はあ〜

化膿しないことを願ってます。

 

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老いるショック(byみうらじゅん)