花子さん、おばあさんになる

人間年齢100歳の老いねこ日記

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ミーコのこと

声に出すとミーコだけど、小学生のわたしは作文では「みいこ」と書いている。今も心の中のミーコはやっぱり「みいこ」だ。ひとりっこで鍵っ子のわたしをなぐさめてくれたやさしいおばあさん猫。みいことの思い出が、わたしをハチワレ猫に執着させ、ついには…

薄れゆくもの

まだおばあさんではないけれど、わたしもそれなりに歳を重ねてきた。最近感じることは、こだわりがずいぶんなくなってきた、ということである。「これでなければ嫌だ」と思っていたことが、「まあ、それでもいいか」という気持ちの変化。ああ、わたしも老境…

新薬実験中

この写真はいつのだろう。今よりどことなく若く見えるから、3、4年前かしら。病院へ行くのが嫌でキャリーバッグの中で「出せ〜出せ〜」と暴れて、鼻のあたまをを負傷したのである。この一件で、キャリーバッグをやわらかい旅行鞄タイプのものに買い替えて…

命名のセンス

上野のパンダの赤ちゃんのなまえを、わたしも考えてみようかとおもう。おもうのだけど、なにせ命名のセンスがない。わが愛猫の名前からしてそれは顕著である。けれど、かわいい白黒のいきものの名前をつけられるせっかくのチャンスである。チャレンジしない…