花子さん、おばあさんになる

人間年齢100歳の老いねこ日記

もの思いに耽る

せっかく獲得した読者がどんどん減っていくのを知りながら、ちっとも更新出来なかった理由はふたつあるのですが、そのひとつは、フリーランスの宿命「確定申告」。まあ、わたしの場合はそれを計算してくれる会計ソフトとの闘いなのですが。算数大好き少女だ…

エリザベス

本日の花子さんはどうぶつ病院へ定期検診。病院好きのネコなどいないとおもうけれど、花子ほど絶叫しているネコもいない。ホント、先生方に申し訳ないです。手を出せば本気でかみ付かれることがわかっている先生は、革のグローブをはめて、抵抗できないよう…

おむつはまだだけど

父の好物のかりんとうが床に落ちていた。「まったくもう〜ちゃんと食べなさいよ」と拾おうとしたら、花子さんのブツだった「マンガか!」けれど、これをマンガに描いてもおもしろくならないのが残念なところ。 目撃したときは、驚いた。え〜、なんで?そして…

テレビの歴史

「ここまで大きな画面でひとの顔を見る必要があるのだろうか。恥ずかしい」とテレビが新しくなるたび思う。我が家のテレビが薄型になったのはいつだっただろう。覚えていない。画面の大きさに最初は驚いていたのに、段々なんとも感じなくなる感覚の不思議。…

ねこねむる1

ブログの更新を毎日のようにしているわたしは「ブロガー」なのか?友だちの感想といえば、「マメに更新してすごいね〜」ぐらいで、おもしろいのかどうかもよくわからない。あ、あと「写真見たらけっこうかわいいじゃん、花子」とか「凶暴なネコをどうやって…

ゲロ子さん

花子さんはいっぺんに食べられないので、ちょこちょこ食べる。なので、ちょこちょこねだる。大声で。まるで虐待されているかのごとく鳴いて(泣いて)催促するので、仕方なくやると、吐く。気配を察知したときは、新聞紙(もちろん読売新聞)をパッと広げて…

デジカメの歴史

我が家に来たばかりの花子さん。2000年の冬。この写真で焦点が合っているのが花子ではなくて左のデジカメですが、でかいですよね。(若気のいたりでレゴのシールなんか貼ってカスタマイズしています)花子さんも小さかったけど、ずいぶん大きいなあ。た…

ロマンスグレー

友だちの家のネコ、あんずちゃんがとてもかわいい。もっさりしたグレーの毛。ブリティッシュショートヘアという外国のニャンコなんだって。いい毛皮着てるねえ。 一方我が花子さんは、白黒のハチワレ。トムキャット柄とも言うのかな。わたくし、この柄に弱い…

ラリってしまった

睡眠不足に悩んだわたしたちは、どうぶつ病院へ行ったついでに先生に相談してみた。どうやら花子さん、認知症になってしまったもよう。昼夜が逆転して、夜に徘徊して鳴いてるのだろうということだった。もともと、夜行性のネコが人間の生活に合わせているの…

泣きたい!

目下、我が家の最大の悩みは花子さんの夜鳴きである。朝も昼も鳴いているのだけど、夜中の遠吠えがしんどい。声のボリュームがとても大きいのだ。聴力も弱っていて、自分の声の調整が出来ないのかもしれない。母などは毎晩のように頭の上で絶叫されて飛び起…

めがねデビュー

長い自己紹介が続いてしまいましたが、お待たせしました!今日はニャンニャンニャンのねこの日。このブログの本来の目的である花子さんのおばあさんっぷりを、やっと披露するところまで来ました。(実は今日を目標にあせってつくったブログです) 人間もネコ…

花子さんのまんが その2

本が出たら、燃え尽き症候群になったのか、わたしは一気に不調になってしまった。人間不信になる出来事もあった。仕事も連載がどんどん終わって下り坂。明け方、目が覚めるともう眠れない。困った困った。 風濤社さんは「書店に営業に行こう!」と言ってい…

花子さんのまんが その1

世の中は、今や犬派より猫派に席巻されており ありとあらゆる場面で猫が幅を利かせている。 猫好きのわたしですら、ちょっとお腹いっぱい。 なーんて文句言いながらも、おもしろ猫映像などを 「お気に入り」に登録しては目尻を下げている。 猫って性格が色々…

リアル花子さん

本日はリアルな花子さんをご紹介します。 生まれは1999年9月 茨城県 鹿嶋市。 母猫、姉妹猫と共に動物愛護団体に保護される。 (母猫は網戸を破って逃走) 2000年1月16日、真冬の横浜大通り公園での 里親募集の集いに連れてこられる。あまりの寒…

「老いねこ日記」始まりました

はじめましての皆さん、こんにちは。 毎週水よう日に読売新聞夕刊でお目にかかっている皆さん、 いつもありがとうございます。 イラストレーターの霜田あゆ美と申します。 http://asimo.petit.cc/pineapple1/ この度、ふと思い立ってブログを始めることにし…