「夏場所」という響きがぴったりの暑い暑い日曜日でありました。
(↑ 強い日差しに照らされる花と花子さん)
大相撲夏場所は日馬富士が安定して強いですねえ。毛むくじゃら高安もがんばってます。遠藤も一生懸命。稀勢の里にはハラハラさせられるけど、なんとか持ちこたえてますね。うちの花子さんも、そんな稀勢の里のように、なんとか持ちこたえてます。いや、そうでもないかなあ。
その後の花子さんの報告をすると、湿疹は治りました。が、リボン作戦は止めて、ハンカチの結び目から先だけにフェロモンスプレーを振りかけて、首に巻き付けてます(写真下)。その効果は…微妙かなあ。やっぱり、フェロモン摂取量が少ないみたい。寝たなとおもったら起きてきて、夜中に遠吠え。まだわたしが起きている時間なので、タオルハンカチにシュッ!とスプレーして、誘拐犯のごとく5秒くらい嗅がせる。すると、目をシバシバさせて寝床へ向かう。手間だけど、まあ我慢出来る。
参るのは朝5時に起床し鳴き回ることだな。老いねこの早起きは、少しのフェロモンでは止められない。
( ↑ ハンカチーフ作戦に変更中)
巻ものの柄ひとつで、おばあさん度がアップするのは、ねこも人間も同様のようで、わたしも渋い柄ものを首に巻くと、年齢がグッとアップする(年相応とも言うが)。
仲間うちで「ババジム」と呼んでいるスポーツジム「カーブス」。通い出して2年くらいになる。わたしの行く時間帯は、かなり年齢層が高い。人の良さそうな80歳前後のおばあさま方もいらっしゃれば、姑になったら気苦労しそうな意地悪っぽいおばさまもいる。老年も中高年も多種多様。はて、自分の将来の姿のモデルはいるかな?と運動しながら観察をする。さっぱりとしたウエアで淡々と運動している好感度高めのおばさまなど見つけると、「ああ、この路線で行きたいわ〜」と思う。性格も柔和そう。「大丈夫。きっと わたしはこのタイプ」などと図々しく妄想するのだけど、実のところ、わたしの芯は「いじわるばあさん」で出来ていることを忘れてはならない。
(↑「おそ咲きの花子さん」P13より)
「かわいいおばあちゃんになりたい」なんて、10代、20代の小娘は言うけれど(わたしも言っていた)、年を経るごとに「いじわるなおばあさん」がいいよなと思っている。なんと言っても、ひと付き合いに無理がないのがいい。それに、いじわる故の大恥、大汗、落胆のいじわるばあさんは、一転「かわいいおばあさん」になる。「いじわる」と「かわいい」が混りあう「中辛」くらいがいい塩梅ではないだろうか。
(↑ いじわるばあさんへの手引書)
そしてついでを言うと、わたしの「まんが」もその路線に向かいたいと、密かにおもっているのだった。ただ、まだお人好しの仮面をはずせないため「やや甘口」のまんがとなっております。なんだかんだと、羞恥心を捨てることが出来ないのでございますねえ。
以上、「いじわる」と「おばあさん」について思うことをダラダラと、書き連ねてみました。
結論としては、「いじわるばあさん」には、特に目指さなくてもなれるだろう。気づけばいつしか自然と「いじわるあばさん」になっていることが予想される。それで良し、と。
おわり